積極的後進

後ろ向きに全力ダッシュ

一人暮らしを始めて一ヶ月経ったのでまた振り返ってみる

こんばんは!

最近暖かくなってきましたね.夏が近くて良いことだと僕は思っています.
僕にとっては,夏が一番好きな季節です.逆に冬は一番厳しいですね.

そんな厳しい冬が今年からはもっと厳しくなる.そんな場所で一人暮らしを始めました.
早いものでもう一ヶ月が経とうとしています.
正直,信じがたい密度の一ヶ月だったと思うので,少しふりかえりをしておこうと思います.
もし,これから「高専から大学編入するぞー!」という高専生がいれば,その参考にもなればいいなぁ.


  • 不安

ここにくる2週間くらい前は「一人暮らし,オラワクワクすっぞ!」と思っていたのですが,3日くらい前からは正直なところ不安の方が勝っていました.特に当日,手伝いに来てくれていた家族が帰るときにものすごく寂しかったのを覚えています.
その後も,あるいは今も,実家が恋しいです.特に実家の猫が.僕がいなくなった今でも彼女は僕が使っていた部屋で眠っているそうです.可愛すぎていますぐ抱きしめに行きたい気分ですが,次に実家に時間を取って帰れるのは夏になると思います.それまでにどこかの土日を使って関西に戻ることはあるかもしれませんが.
その他にも,家事をしていたり何か手続きの書類を書く時に家族に相談できないのは痛かったですね.電話をすればすむのかもしれませんが.自分で思っていた以上に,家族に依存して生きていたことを感じます.ホームシックって幻想じゃないんですよ.

僕みたいに「ホームシックとかwwwww情弱wwwwwww」って思ってる人間ほどかかりやすいのかもしれません.

僕は高専と大学における最も大きい違いは,「学生と教師の距離の差」だと思っています.単純に学生の数が違いすぎることが原因です.

高専は大学に比べればやはり一人の先生辺りの学生の数がものすごく少ないですから,それだけ先生に密にケアをしてもらえたり,何かを持ち込んでアウトプットできるということがあるとおもいます.僕の最後の一年間を思い出しても,そういった面があったように思います.逆に大学は学生の数がものすごく多いですから(大学にもよりますが),やっぱり先生方の対応には冷たい印象を受けます.また,それは大学だけじゃなくて教務課などでの手続きでも同じです.特に奨学金周りの手続きの時は,色々と肝を冷やしました(;´Д`)
そういった点が高専と大学で違うんだろうなと漠然と思っていたことを,身にしみて感じる一ヶ月でした.学生次第ではある,という点も付け加えておきます.

また,高専では割と「プロセスが評価される」こともあったんじゃないかなと思いますが,大学に来てどうもそういう感じ方をすることがなくなりました.悪い言い方をすれば,「結果がすべて」ということです.どれだけ真面目に授業にでていようが,テストで結果を出せなければプロセスが良くても評価されない.もちろん高専時代もそうであったとは思うのですが,それ以上に結果主義な色が濃くなった気がします.

世の中に出ればまさに結果のみが求められるので今から練習と思えばそれまでかもしれません.今まで以上に結果にこだわって生きていかなければいけない,そんな時期なんですね.

  • 迎えたピンチの数々

こちらにきて,色々な困ったこと・ピンチがありましたが,特に一番大きかったものを.

今まで逃げ続けてきたC言語についに立ち向かわなければならない時がやってきたようです.座学と演習があり,両方で毎回の講義ごとにテストが課されますが,第一回目から既にコケてしまうていたらく(コケると出席してないことにされちゃう!).このままじゃGWを迎える前にチェックメイトじゃねーか!

というわけでいくつか手を打って,今のところ傷はそのひとつで済んでいますが,はたしてどうなることやら.ついに逃げ続けるわけにもいかなくなったのだなと言い聞かせながら,こうなったらトップの成績をとってやるぞくらいの意気込みでやってやろうと思います.これができなきゃ,ここまできた意味が無い!

その他にも「偏微分方程式なんてものもありましたね」とか,新しいバイト先になかなか慣れないとかいうこともあります.新生活,順調ではありますがなかなかに厳しいスタートのようです.一筋縄じゃいかないですね.

  • 悪いことばかりじゃない

と,ここまで困ったことを色々と書いてきましたが,新生活は何も悪いことばかりではありません.むしろ良いことのほうが多いです.

  • 自分のリズムで生活できる

これが一番大きいですね.自分の思ったタイミングでいろんなことを実行できるので,生活のリズムを作りやすいというのがあります.御飯食べて,勉強してから,寝る前にジョギング行ってシャワー浴びて寝る.こういった生活はじつは実家では許されなかったのでやりやすさを感じますね.無論,これは「生活に必要なことは自分で全てやらなければいけない」ということの裏返しでもあるのですが.
帰りが遅くなっても何も言われないのも利点

  • 親の苦労がわかる

毎朝洗濯して,皆のご飯を作って,あまつさえお弁当も,ということを毎日繰り返す世のお母さん方の苦労がよくわかった気がします.これはつらい.自分の分だけじゃなくて家族の分もやらなくちゃいけないし,あれこれ口を出してくるのも割と鬱陶しいのではw
でも,それが家族と生活するってことだもんね.

ともあれ,毎日家のことをしてくれている母親に今更ながら頭がさがる思いです.


なんてことを書いてきましたが,とにかく視野が広がるという言葉でまとめられそうです.
食事のこと,選択のこと,掃除のこと,実家にいたらここまで考えなかっただろうなと思います.
そういう意味合いでも,スキルアップが図れそうです.
じつのところ,家事は好きだったり.特に料理は頑張って,一芸とまではいかなくてもちょっとしたものに出来れば良いなぁなんて考えています.

  • 手を出していること

せっかく時間があるので,もう少しプログラミングを頑張ろうと思います.Cだけじゃなくて,Javaがいま手元に参考文献があるので一番手近ですかね.
後はRubyもやってみたいところ.他にも,過去にphpで作ったTwitter-Botの改良も良いかな.HTMLも全然触ってないしー.
なんて考えていたら夢がひろがりんぐ!
やってれば色々とわかってくるもんですね.とにかくやってみないことには!


最初のうちは「忙しいなぁ,時間ないなぁ」という感想が広がっていましたが,最近どうも「時間は作れる」ということに気がつき始めました.何事もやりようですね.せっかく時間が作れるのですから,ギターの方もしっかり練習していきたいと思います.猫居ないし.猫はヒモ状の物が大好きです.弦とかシールドとか
バンドで集まれる機会も僕のせいで限られてしまっているので,少ない機会をばっちりいかして,かつ演奏の幅を広げられるようにしたいですね.ライブに出れるように頑張ろう!

  • で,結局のところどうなのよ?

かなり充実した生活を送っているという言葉でひとまとめにできそうですが,それにはいろんな困難とか,やらなくちゃいけないことが多いということも事実としてついてきます.楽しいばっかりじゃいけないよってことですね.だからこそ,やりがいがあるのかもしれません.

今一番怖いことは,ふとしたことから怠惰にはしって,それをズルズルと続けていくことだと思っています.登るのは難しいですが,下るのはすぐですよね.そうなってしまうと,今までのことがすべて水の泡.何のためにここに来たのってなってしまいそうです.

ここに来るまでに,送り出してくれた地元の友人達や先生方,何よりも家族のためにもあまり無様な結果は残せないですね.先述のように,結果主義ですから.

逆に結果さえだせば多少のことは認められるとも考えられます.「結果がすべて」とは言いませんが,ここに来た成果というものを身に着けて,2年後,あるいはそれより先に次のステップに進むための糧にしましょう!