積極的後進

後ろ向きに全力ダッシュ

横浜-松山間のロングツーリングレポ

昨年に初めてのロングツーリングで横浜から青森まで730kmほどを走り、成功裏に終わったものの色々な改善点があった。 それから一年ほど経ち、今回は横浜から松山までの840kmを走ったので備忘録を残しておく。

変更点

青森まではGW期間に行ったが、その中で大きく2つ課題点があった。

  • バイクのパワー不足。当時は400Xに乗っておりロングツーリング自体は問題ないが道中の高速巡航は気を使うことが多かった。特に山間部となるとアップダウンが激しく、その中で同じ速度をキープして走るにはそれなりに気を使う。また、400ccのパワーだと場所によっては後続とどうしても距離が詰まってしまったり追い越すために思い切ってアクセルを開けるなどする必要があり、長時間の走行 ( 横浜-青森間は12hほど )では地味にストレスだった。
  • 防寒対策不足。2025年5月の横浜は最高気温が20度近くあり北に向かうとはいえそんなに寒くないだろうとたかをくくっていたが甘かった。自分のロングツーリングは渋滞を避けるために夜間移動が多いが、夜間の山間部 ( 行きは東北道を走った ) は普通にめちゃくちゃ寒いので道中慌てて予備の上着を着つつカイロを買い求める羽目になった。

これらを踏まえて、今回のロングツーリングは大きくこのあたりを変更した。コンセプトは 冬でも快適ロングツーリング だ。

  • バイクをレブル1100Tに乗り換えた。自分のバイクの用途はやっぱりロングツーリングや旅だなと確信したので、思い切って大型二輪免許を取得してバイクごと買い替えた。燃費とタンク容量は400Xに劣るもののリッター越えのパワーや電子装備の充実さ、標準装備のサイドパニアに惹かれて購入した
  • 電熱装備を充実させた。以前から電熱グローブは使っていたが加えて RIDEIRON の電熱ベストとニーパッドを導入した。自前の防風・防寒装備に加えて電熱で発熱させることで冬季でもさらに快適に走行することを目指した

【今季分完売】RIDEIRON USB電源 スマート電熱 バイクベスト| MJ5505Hrideiron.jp

RIDEIRON 冬用 防風 防水 電熱 バイクニーパッド | MA9001 Hrideiron.jp

松山まで

今回は横浜から東名・東名阪・名神・新名神・山陽自動車道・瀬戸大橋・松山道を通って松山までトータル 15h ほどの旅程を組んだ。 天候は良く、春一番は来ていたが瀬戸大橋を通行可能な風速で気温も低すぎない状態から出発できた。道中雨に降られることもなかったので申し分ないコンディションで走行できたと思う。 また、帰りは徳島からフェリーに乗船してみた。自走でも問題ないコンディションだったがバイクでフェリーに乗船したことがなかったので経験のためにもトライしてみた。 総じて非常に快適なロングツーリングに仕上げることが出来た。

よかったこと

  • 事前の休憩ポイント策定を行ったことが快適さの大きなポイントの一つだった。給油とお手洗いはツーリング中のライダーを襲う大きな問題だが、あらかじめ1h前後で休憩するようにSAをナビに設定しておいたのでこれらの心配をすることなく走行に集中できたのは大きかった。
  • バイクの乗り換えが大きく功を奏した。レブル1100Tのパワーなら高速のアップダウンをものともせず追い越し時にもかなりパワーに余裕を持って追い越すことが出来る。また、クルーズコントロールを標準装備しているので道が空いていればアクセルワークに全く意識を割かなくて済むのも集中力維持に役立った。唯一燃費が懸念だったが上記の休憩ポイント設定もあり特に燃料を心配せずに走り抜けることが出来た。
  • 電熱装備もやはり導入して正解だった。夜間走行である以上寒さからは逃れられないので暖かさが快適さに直結すると改めて感じた。予備バッテリーや大容量モバイルバッテリーなども併せて導入したのでバッテリー切れをほぼ気にすることなく15hを走り切ることが出来た。レブル1100Tに装備されたグリップヒーターと併用することでグローブのバッテリー持ちも良かったように思う。
  • バイクカバーを持参したのが地味によかった。今回は松山についてからは帰るまでホテルが指定した駐輪スペースにバイクを置きっぱなし & 途中で天気が崩れたりしていたがバイクカバーがあるおかげである程度諸々の心配をせずにバイクを置いておくことが出来た。

改善点

  • 出発・走行時刻は変更した方が良かった。今回は松山にお昼すぎ着を目標にしたので20時に横浜を出発した。そうすると冷え込みが厳しい3~4時に信楽や草津の山間部を走ることになり、気温が0度を下回る山間部を走るのは電熱装備を最大出力にしても厳しい。また、路面凍結のリスクも高いのでなるべく日の出がある時間に通行したい。これを考えると到着時刻や渋滞リスクを踏まえても0時発くらいがちょうど良かったかもしれない。これは青森に行くときも同様なので以降は考慮する。
  • フェリーは使わなくても良かったかな、と後になって思う。船酔いもなく快適な1日を過ごせたがかなり退屈なので、フェリー前提で暇潰しや povo の衛星回線を契約しておくなど準備が必要。とはいえ今回は天候が良かったからこんな感想になるので、道中の天気や体調・バイクのコンディションが心配であれば迷わず選択してよさそう。今後もし北海道に行くことがあればフェリー前提になってくるので、そういう意味でも船+バイクを体験できたのは良かったと思う。
  • 充電タップを持参しておく。時節柄電熱装備をふんだんに使うのでバッテリーの充電が死活問題となる。ホテルのコンセントや泊数によっては充電が全て完了しないこともあり得るので、必要な数のコンセントを提供できるタップは持参しておく方がよさそう。
  • 観光用シューズは持参しておく。デイトナのライディングシューズはシフトペダル操作や防寒観点で優れたアイテムだが歩きには正直向いていない。自分の場合は右足の外くるぶしが靴擦れになってしまうのでホテルに着いたら履き替える用の靴を持参しておく方が良い。とはいえかさばるので他の荷物次第では妥協できるポイントだと思う。

www.amazon.co.jp

まとめ

いくつか細かな改善点はあるが、概ね自分のロングツーリングのスタイルが確立できた旅になったと思う。特にバイクの買い替えが想像よりも功を奏し、15hの長丁場を終えた後も元気に過ごすことができた。インカムのバッテリー持ちを考えると最大18h、距離にして1,000kmほどが現状の片道の限界ラインかなと思うがひとまず十分な距離だと考える。夏場のロングツーリングはこれをベースに走行時間帯や装備の入れ替えでほとんど同じ要領で走れるはず、と思うと出来ることがグッと広がった感覚がある。 できれば毎月、と言いたいところだが機会を見てこれからも積極的に安全運転で出かけたい。

バイブコーディングを超えてを読んだ

https://www.oreilly.co.jp/books/9784814401420/

この本を読んだ。久々の物理本だ。

年末仕事納めくらいに手厳しいコードレビューを受ける機会があった。自分のキャリアとして経験が少ないバックエンドの実装に対して AI に書かせたきりのコードをレビューに出してしまい、自分が手で書いたならありえない設計を通してしまっていた。AI を信頼するのは良いが、自分が AI に任せきりで責任感のない仕事をしていた事実に深く反省するきっかけとなり感謝している。もちろん AI を使わなくなるわけではないが AI との向き合い方を改めて考え直したいと思い、ちょうど年末年始の帰省休暇の間に読むことにした。

本に書かれていること

この本には目新しいことが数多く書かれているわけではないが、AI ( LLM ) の性質を踏まえて我々エンジニアがどう向き合って仕事をするかがうまく言語化されており参考になるところが多かった。体感として AI は 70% の完成度までもってはいけるが残り 30% の完成度はエンジニアが詰めないといけない、という話にはハッとした。AI の登場によってエンジニアは実装よりも設計にコミットするとはよく言われてきたが、別の形でよりわかりやすく言語化されていると感じた。AI は競合条件やエッジケース、変数命名や古いライブラリの使用、例外処理不足、パフォーマンス最適化やセキュリティなどを考慮するのが苦手と具体的に書かれており心当たりが大いにあった。LLM はオンラインに公開されている情報などを用いてトレーニングされており、トレーニングデータを超えて新しい設計を創造することは ( 少なくとも今のところは ) できない。LLM はトレーニングデータから最も代表的・単純な解決策 ( 多数派の解決策と表現されている ) を提示するが、それが最適ではないケースが多い。将来的に AI が担う 70 % が 80, 90% になることはもちろんあり得るが 100% にはならず、残りの数十 % こそをエンジニアが担保し、エンジニアの腕の見せ所なのだと書かれていた。 これらを踏まえてバイブコーディングは低品質な作業の言い訳にはならないとも書かれており紅顔の至りだ。

感想

バイブコーディングが今すでに、そしてこれからも主流になることは論を俟たない。AI は強力な相棒であり可能性に満ちているが、最後の手綱を握って良い設計・コードを送り出すのは自分だという気持ちを強く持たなければならない。UI やグラフィックデザインの文脈で「 AI は使えども著作権等の問題も含めて最後に判断し責任を持つのはデザイナー」という話を聞いたが、我々エンジニアも全く同じと褌を締め直すことが出来た。AI の設計やコード、そして何より自分の設計や考えを批判的な目線でレビューして仕事の質をさらに高める一年にしたい。また同時に、AI を使わずにコーディングしてエンジニアとしての感性や知見を高め続けるトレーニングもプライベートでやった方がよいな、と思っている。

最後に

では具体的にどうコーディングの進め方を変えたのか、ということも最後に書いておく。今時点の自分なりのベストプラクティスだが今後どんどん変えていきたい。手数が多いように見えるが自分でコーディングするよりは早いように思う。今のところ一つの機能実装に対して並列で実装するには至っていないのでその点は模索していく。

  1. codex を使って設計の壁打ち。自分で事前に調べてあたりをつけつつ codex に初期設計をさせてギャップを埋めていく
  2. ある程度納得のいく設計が出来たらこの設計を claude code の plan mode に渡す。さらに詳細な設計としてブラッシュアップしつつ、目を皿にして設計をレビューする。自分が納得できるまではこのフェーズを続ける。
  3. 設計が完了したら実装に入る。このとき、実装をステップ・コミットごとにフェーズわけさせて実装させることでコミットを作成しやすいようにする。実装が完了したら lint などチェックをかけつつ目を皿にしてコードレビューする。ここでの目視レビューには difit を使っている。
  4. 自分のレビューが終わったら codex にもレビューさせる。恥ずかしい話だが結構な見落としが発覚することもあり助かっている。レビューを投げるにあたっては skills を作ってコマンド一発でレビューできるようにしている。
  5. codex のレビューも終わったらコミットする。このコミットも最近は skills にコミットメッセージの考案も含めて任せている。

これを繰り返して、最終的には PR 作成前に通しレビューを目視・AI 双方で行っている。AI に実装を任せると巨大なコミット・ PR になりがちでチームメンバーのコードレビューにあたって多大な負担がかかるが、コミット・PR を分けることを意識して設計するのでレビュー負荷を下げることが出来たと考えている。手前味噌な話だがコードの質は少しずつ上がっているようにも思うし、受けるレビューに対して納得感が大きく増した。自分の未熟さを痛感するとともに、誰かの参考になれば幸い。

小さな男の小さな野望、小さな成果と大きな自己満足

2025年の大事な思い出として書き残しておこうと思う。

極力ぼかして書いていますが察せる部分もあるかと思いますが、それらにネガティブな意図はないことをあらかじめ明記しておきます。あくまで個人の見解と思い出です。

 

現在勤めている会社はグレード制を採用しており、技術者含めて各職種は社内グレードを持つ。昇格に際しては様々な基準がありそれに照らし合わせて審査され、パスすることで初めて昇格する。また、審査を受けるためには他薦もしくは自薦して審議会に応募する必要がある。

 

今年の半ばに数年ぶりに他薦されるチャンスを得た。昨年末から春先にかけてのタフな仕事が無事に終了したことが決め手となった。主にこの仕事を中心に数年で積み重ねた実績を引っ提げて審議を受けるわけだが、今回は少しばかり事情が違った。

今回の昇格が決まれば僕は社内ではハイグレードと呼称されるグレード群に足を踏み入れることになる。昇格審査が通常よりも厳格に行われる傾向がある他、審議会その場に呼び出されて質疑応答に臨むことになる。そのため、質疑応答の想定問答や同じく審議会に出席する自分の推薦者との打ち合わせも含めて自分自身の成果を緻密に振り返っておく必要がある。昇格 = 昇給がかかっているとはいえ非常に面倒な話だが、それ以外の面でも僕にとっては是が非でも落としたくない審査だった。弊社ではハイグレードの昇格が行われた場合、昇格者の同意があれば昇格情報が全社に公開・回覧される。

僕にとってはこの昇格情報回覧こそが大きな狙いで、野望だった。

 

僕はひどい落ちこぼれだった。高専時代から成績は常に留年スレスレを走り、進学はもちろん都心の会社でプログラマーなど務まるわけがないと大学で別ゼミの教授に言われたことを未だに覚えている ( 根に持ってはいない、客観的にみて極めて正しい見立てだと今でも思う。あと、自ゼミの教授は逆にとても強く背中を押してくれたことも覚えている ) 。

実際この懸念はピタリと当たり、入社した際の技術者同期40数名の中で明らかに僕が最も不出来であったと思う。入社直前に技術職に転向した同期にすら劣る始末だった。都内を中心に優秀な若者を迎え入れている絶賛成長中の若い会社に取り柄のない田舎の落ちこぼれが紛れ込むとどうなるか、火を見るより明らかな話だった。

これが入社直後の研修時点での話だったが、その後事業部・部署へ配属されても当然いきなり成長できるわけもなく。しかも、自分で選んだことだがその事業部にはフロントエンドエンジニアはほぼおらず、3年目の初夏くらいまで技術的な指導をほぼ受けることなく過ごしてしまった。その結果、3年目初夏に異動した部署では隣に座る新卒氏に遠く及ばぬ仕事ぶりでごく簡単なボタンコンポーネントを作成する PR がマージされるまで2週間かかり、実に 200 conversations を超える長い指導を賜ることになった。新卒氏が抜群に優秀なナイスガイであることももちろんだったが、それ以上に自分の不出来さを歯痒く思い続けてきた。成長するための努力は自分なりには重ねてきたが、やはり一朝一夕にはどうにもならないものだ。

あれから時が経って入社10年目となり、社内ではすっかりベテラン扱いとなった。ペースは他の同期や後輩達と比べて極めて遅いが昇格や成長を積み重ねてきたつもりではある。こんな人間が曲がりなりにも数千人規模の上場企業内でしっかりと評価された、昇格情報回覧はその何よりの証明だと自分の中では位置付けてきた。

自分に力が無いのが悪いのだが随分とバカにもされてきた、見下しもされてきた。ようやく一矢を報いるチャンスが来たのだ。ダメでも次がいつかは回ってくるかもしれないが、必ずここで決め切る覚悟で準備し質疑応答に臨んだ。

 

結果として審議を問題なくパスし、昇格を果たすことができた。技術的な質問が当然予想されるためありったけを準備して待ち構えていたが尋ねられることはなかった。質問者を貶すつもりは無いのだが「将来どんなエンジニアになりたいですか?」と聞かれたのは面接みたいで面白かった。後日推薦者と振り返りをしたが満場一致で昇格と相成ったそうだ。先述の回覧同意について尋ねられた際に必ず載せてくれと逆に頼み込む勢いのトーンで返してしまったことと、実際の回覧情報を見て嬉しさのあまりスクショまで撮ったことがやや恥ずかしい思い出になっている。

 

当たり前の話だがこれで何が変わるわけでもない。当時散々に痛罵してくれた元上司やバカにしてくれた人々が回覧情報を見ているわけもなく、一顧だにしないだろう。あくまで自己満足のためだけに自分なりの思いをもって昇格に臨んでそれが果たされた、ただそれだけのことである。しかし、いざキャリアアップを果たしてみると、キャリアアップそのものよりもそれに見合うであろう力や視座を自分が身につけられたことが誇らしいのだと思うことが出来た。キャリアアップ自体はもっと年数をかけることでいずれ到達出来たかもしれない。しかし、スキルアップは個人の行動によってのみ果たされると思う。ただ日々の仕事をこなすだけでは絶対に伸びることはなく、個人の取り組みや如何に仕事に全力で向き合い学びとるかが肝要なはずだ。そして、先述の審議会によって弊社はグレードと能力が見合うのかを判断していると理解している。勤続年数や与えられたポジションによるものではなく能力や実績が伴うと判断してもらったと受け止めている。つまり、自分の歩みや苦しみは決して間違っていなかったのだとようやく確信できたのだ。

 

果たして僕は昇格を果たし、秋から新しい部署で心機一転のスタートを切っている。昇格したとはいえあくまでハイグレードの末席に名を連ねたに過ぎず、自分よりも遥かに優秀な若者たちに囲まれながら必死に追いすがる毎日を過ごしている。とても偉ぶるような気持ちにはなれない。技術者であり落ちこぼれである僕は常に、これからも、死ぬまでチャレンジャーである。それは変わることはない。ただ、こんな落ちこぼれでも苔の一念岩をも通す、自己満足に過ぎないが何かを成し遂げることが出来るのだと30代も半ばでようやく味わうことが出来た。

そういう意味で、2025年は非常に良い一年だったと思う。これを忘れることなく来年もその先も精進していきたい。

2025年買って良かったもの

ブログを下書きだけ書いて温める、を繰り返していたら年末になってしまった。

去年は仕事のしすぎで書けなかった購入したものリストを書いてみる

 

スチーム式加湿器

SHARP の空気清浄機についてる加湿機能とノンブランドな加湿器で冬を凌いできたが思ったように加湿されない悩みがあった。

湿度計で測ってみると40%そこそこくらいにしかならず、60%くらいに加湿するにはどうするかというときにスチーム式が良いという噂だけで購入してみた。

スチームなのでお湯を沸かして出す仕組みなので消費電力はややかかっているはず ( 大雑把な性格なので測っていない )。

また、出力強で運用していると6時間くらいで水が無くなるのでリモートワークしていると体感で頻繁に水を入れている印象。

とはいえ目論見通り湿度が 50 ~ 70% をキープ出来ているのでよい。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0FLP5XCBD?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title

 

メンソレータム AD クリーム

年をとったのか、乾燥した状態で血流が良くなると脛のあたりが痒くなる問題に悩まされていた。

なんとなくクリームを塗って誤魔化していたのだが、ふと目について痒み止めの成分も入っていそうなこのクリームを購入。

痒くなった時に塗るとしばらくしたら痒みが治り、その後数週間は塗らなくても良いくらいにはよく効いている。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00F4M5UIQ?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title

 

THREE アドバンスドエシリアルスムースオペレーター ルースパウダー

簡単なメンズメイクを始めて最初に買った物から色々とアップデートをしてきたが、このパウダーが一番の当たりだったかもしれない。

特に夏場の崩れがこのパウダーでだいぶマシになったように思う。テカリも出にくい。そこそこ容量もあるので早々無くならないのも嬉しい。

https://www.threecosmetics.com/onlineshop/g/gt2b010/

 

iPhone 17 Pro Max

エンジニアをやっているくせに不精しまくっており、iPhone 11 Pro を6年ほど酷使したが流石に厳しくなったので思い切って買い替えることにした。

流石に世代を跨ぎまくっているのでサイズの違いに戸惑ってはいるが流石にスペックには文句ない。

カメラをあまり使わないので持て余しているが OS の更新もあってカメラが心なしか使いやすくなった気もする。

 

BOIFUN スマートモニター

上記の iPhone の話にも関連するのだが、長らくバイクのハンドルにスマホをマウントしていたら振動でカメラの手ぶれ補正が壊れてしまい写真撮影が困難になってしまった。

その他にも夏場には気温で熱暴走するなどスマホにとってツーリングはあまりに過酷な扱いだというのを思い知ってしまったので、スマートモニターを導入してスマホホルダーを外した。スマートモニターにもタイヤ空気圧の測定やドラレコなどの機能を持つものもあるが、今回はその辺りは省いた廉価版を購入した。

Apple CarPlay に対応しているのでこれまで使っていたナビゲーションアプリなどはそのまま使えるのがありがたかった。また、バイクのバッテリーからと USB-C 給電どちらかが選べるので設置のハードルはだいぶ低い。CarPlay まわりだと思うがエンジン始動後にインカムで再生していた音が止まったりするのはちょっと謎。それでもメインで使うのには十分な代物だと思う。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0FH23M456?ref=ppx_yo2ov_dt_b_fed_asin_title

 

 

1on1が苦手すぎる9年目エンジニアが考えていること

自分は 1on1 が苦手だ。日常業務のなかに 1on1 は当たり前のように組み込まれているが未だに正解がわかっていない、「果たしてこれで良かったのか?」と 1on1 後に思うこともしばしばある。 単純に 1on1 に参加する側ならまだしも若手の方とマネージャーの立場として 1on1 に臨むのは未だにうまくいった試しがないと思っている。 それでも自分なりに目指すところや「こういう準備や構えで臨めたらな」というのを書いてみる。

目指すところ

1on1 に参加するお互いが伝えたいことを伝えられて、出来れば何かを得られる時間にできるとベストだと思う。 毎度取り止めのない雑談だけだったり儀礼的な開催になってしまって、無駄な時間だなあと相手に思われないようにしたい。 お互いのパーソナリティや立場、状況によって柔軟に設計を変えていく。

常に大事にしたいこと

  • 自己開示をすること。自分の考えや思うこと、モヤっとすることはなるべく言語化して伝えるようにする。個人的にはプライベートやパーソナリティもどんどん開示した方が相互理解がより深まるので勝手に喋っていたりもする。
  • 相談事を言える・聞ける関係作り。人間関係やキャリアに関することなど一人では結論が出しにくいトピックを 1on1 で一緒に解決を探っていく。
  • 足元の業務進捗はチームの定例で吸収して、なるべくメンバー個人にフォーカスした話をする。もちろん時期によってはこの限りではない。
  • モチベーションを自覚する or 探る。今モチベーション高く自分が働けているのか、あるいはメンバーのモチベーションがどこにあるのか、など意識する。

1on1 に参加する側 ( メンバー側 )

  • 事前に話したいトピックを用意する。いくつかある場合はその中から2, 3トピックくらいに絞って用意できればベスト。
  • 一生懸命に仕事に取り組むほどつい愚痴を言いたくなるが我慢。困り事には建設的なアプローチを一緒に考えてもらう。
  • 目標設定があれば進捗について報告やアドバイスを求める。関連して、出来れば半年先くらいを見据えてキャリア設計の進捗なども相談できると良いかも
  • マネージャーやリーダーが持っている情報や見えている景色はメンバーとは一線を画することを念頭に、自分の手持ちのタスクやミッション以外にチームやプロダクトのために協力できることが無いか聞いてみる
  • 業務・組織・チームに関して感じることがあれば、拙くて良いので自分なりに考えを添えて相談してみる。

1on1 をする側 ( マネージャー側 )

  • とにかく相手の話を聴く。コーチングのそれに考えは近い気がする。一方でメンバー側がふんわり 1on1 に参加することも多いのでアジェンダや流れの組み立てを持っておくのもよさそう。
  • 1on1 中で話された内容は責任を持って秘匿し、外部に公開する場合はメンバーの了承を得る旨を必ず初回で説明し合意を得る。
  • 大枠の組み立てはアイスブレイク → モチベや体調など → 本題。
  • 情報をなるべく開示する、特に戦略や方針にまつわる話など。ただし、人事情報など秘匿情報をうっかり口を滑らせないように。
  • スキル面でのお困りに向き合う。能力を伸ばすアプローチを一緒に考えたり、その延長線上にあるキャリアについても。
  • 人事評価の話は必ず出るので相談に乗れるように。特に伸び悩んでいるメンバーほど感情の籠った話になってくるが、評価制度をハックするようなアプローチにならないように心がける。定期的に進捗や現状を振り返って前に進めるようにサポートする。
  • マネージャー視点で考えていることの頭出し。チーム内での施策や技術の導入など、業務・組織課題に一緒に取り組んでもらうきっかけを作る。

言いたいことを萎縮して言えないのはよくないけど、思うままに言いたい放題愚痴を言うのも聴く方が困るのでほどほどに。大人として建設的な議論の着地や関係構築を目指したい。事業やチーム、そして個人同士でよい方向に作用するのがベストな 1on1 かもしれない。

ここまで書いたけど自分自身で実践できているかと言われたらだいぶ怪しいので頑張ろう…

2023年買ってよかったもの

なんとか間に合った、2023 年の買ってよかったものリストを書きます。 2022年の買ってよかったもの

THR10II

長い間 ZOOM G5n を使っていたが、人生初のエフェクターボードを組む機運がやってきたのでアンプも欲しくなって購入した。 要件は USB で PC に繋げられて、かつ Phone 出力があること。今どきこれくらいの要件を満たすアンプはいくらでもありそうだけど、値段帯とサイズ感がちょうど良いところが気に入っている。 コーラスやフランジャー、リバーブなどのエフェクトも設定できることと、ゲインのモードが何種類かあってアンプ単体でも幅広い音作りができる。宅練であれば正直これ単体で十分だと思う。 上位モデルになればバッテリー駆動やワイヤレス接続などもサポートされるが、自宅に固定して使う想定だったのでそこまでは求めなかった。 今年は音作りもボチボチ頑張り始めたので練習や研究に役立っている、来年も使い倒す予定。

jp.yamaha.com

OPENFIT

仕事用に購入した shokz のオープンイヤーイヤホン。ほぼ自宅で仕事をしていて MTG 等で耳を覆っている時間が長いので健康のために購入。 オープンイヤーは音が聞こえにくそうな印象があるが本アイテムはそんなことはなく、かなりバッチリな音量で聞こえる。音質も十分だと感じる。 shokz のイヤホンに対応したアプリを使えばイコライザを設定することもできて、特に高音重視のセッティングにすると音量面の不安は無くなる。流石に屋外では騒音に負けるが屋内では十分だと思う。 何よりつけ心地が抜群で、装着感がほぼ無い。つけたことを本気で忘れて過ごしてしまったことも何回かある。 改善点は shokz 全体に言えるがマルチポイント接続の使い心地が微妙なこと。アプリでサポートされるが、複数台端末を登録している際に意図しない端末に接続したりするなど使い勝手がイマイチ。 また、アプリからイヤホンを認識するのにも10秒前後待つのも改善されると嬉しい。 こういった改善点はあるが、仕事用や普段遣いとしてなかなか良いアイテムだと思う。

OPENFITjp.shokz.com

KC-N50

シャープの空気清浄機。空気清浄機能もさることながら加湿器として利用したくて購入した。 今住んでいる家の特徴なのか加齢のせいか乾燥がひどく、冬場になると静電気が各所で強烈に発生してそのうち皿とかを割りそうだったので対策 まだ使用して1ヶ月程度だが、常時稼働させているおかげもあり静電気の発生は明確に軽減されている。環境にもよるだろうが掃除も面倒じゃないので24時間稼働で放置しておいても問題なさそう。 改善点は水タンクの取り付けに少しコツがいること。結構奥の方をめがけて挿入しないとなかなか入らず、力任せにやるとロック機構を壊しそう。おそらくシャープの空気清浄機は全部この問題を抱えていそうな気がする。 とはいえ慣れてしまえば大したことがないので、この冬一番良い買い物だったと思う。

jp.sharp

Team Geekを読んだ

以前から気になっていた Team Geek を読んだ。

感想

書籍の発行から10年近く経っており触れられる技術は当時感がある ( subversion とか ) が、本題は現代でも全く色褪せない内容で読み応えがあった。エンジニアチームの一員として自分自身がどうしていくべきかが書かれており、ルーキーからベテランまで幅広い層がハッとする内容になっている。内容自体はごく当たり前のことだが、だからこそそれが出来ていない、という気づきを得る人も多いと思う。定期的に読み返すと良さそう。最高ではなくて最善のリーダーを目指す、というどこかで聞いたワードが頭をよぎった。 とても良著だが、個人的には kindle で手に入らない点だけが難点。

抜粋

  • エンジニアチームで成功するためには、自分が「謙虚・尊敬・信頼」の原則に基づいて行動できている必要がある
    • この3つを指して HRT という
  • ソフトウェア開発はチームスポーツ
  • 自分が一番重要な人物であるかのように振る舞う人と一緒に仕事をしたくない
  • 過去に失敗したことが無いのであれば、革新的でないか、リスクを取っていないか
  • 文化は育つことで初めてチームはバリューを生み出すことが出来、文化が貧弱だと新参者などの外来菌に打ち負かされる
  • 文化は最初期からいる人が作る。 単体テストドキュメンテーション、コードレビュー、チームランチ、飲み会、etc…
  • 文化が弱い場合、強烈な個性を持つ新参者が来ると彼の文化が根付いてしまう。それが良いものであればよいが、おそらくそうではない
  • チームリーダーが文化を作る、というのは勘違いでチームメンバーが文化を育てる
  • 文化に一致している人を迎え入れたい、素直に面接で聞くのも一つの手段
  • 優秀なエンジニアは自分でバスを運転したい。そのため合意ベースのコミュニケーションやマネジメントでなければならない
  • コミュニケーションの原則は同期ではなく非同期。出来るだけ多くの人がドキュメントなどから情報を拾い切れることが重要。
  • 地理的障害があるチームでも合意ベースを忘れない工夫があれば大丈夫、ただしフェイストゥーフェイスの帯域を過小評価してはいけない
  • チームを子供扱いしてはならない、HRTを忘れずに
  • マネージャーはどうやって仕事を終わらせるか考える、リーダーは何が出来るかを考える ( How はメンバーに任せる
  • チームリーダーは技術的側面だけでなく人間的側面も担当する
  • チームの幸せと生産性を高めることがマネジメントの仕事の指標、リーダーはエンジニアとは違ったものを作っていることを忘れるな
  • サーバントリーダーの最大の使命は、HRTの空気や文化を作り出しチームに浸透させること
  • 自らの手を汚すのがサーバントリーダー
  • どうやって成長させるか。足を痛めた人のリハビリのように、一時的なマイクロマネジメントが必要になる。その際に、HRT ( 特に尊敬 ) が前提にあることを忘れてはいけない。
  • 期限 ( 2 ~ 3 ヶ月 )を決めて達成したい目標を決めて、少しずつ大きくしていく。毎週会って進捗を確認する。マイルストーンには明確な期待を設定し、成功か失敗かを判断する。
  • チームを子供や囚人のように扱えば、チームに信頼していないことが伝わる。マイクロマネジメントしたり、能力をけなしたり、仕事の責任を与えなかったり。これらが必要なシーンが出てくるということは、そもそも採用に失敗している。
  • チームリーダーにとって個人のエゴは特に禁物。リーダーの役目はチームの合意形成。エゴを無くすにはまずチームメンバーを信頼すること。質問を歓迎すること。
  • リーダーは何でも把握していて全てに正しく回答できる必要があると思いがちだが間違い。逆に信頼を失ってしまう。翻って、その仕事についてリーダーより詳しいメンバーがいる状態が健全。
  • ミスをしたときに謝ること。失敗したときに謝罪できるリーダーは尊敬される。何も言わなくてもいずれチームメンバーにミスは露見する。
  • あらゆることに楽観的である必要はないが、懐疑的な言葉は慎んだ方が良い
  • チームをリードするときは、自分の考えを伝えて平静を保つこと。メンバーは意図しようとしまいとリーダーの反応や行動をみているから。
  • リーダーならば問題解決モードに突入するのではなく、エンジニアが彼自身の手で問題解決をすることを手伝うこと 、エンジニア自身の答えを見つけることを手助けすること。そうすることで当事者意識や責任を養うことが出来る。
  • リーダーは障害を直接取り除くのではなく、適切な人を知っていることの方が価値がある
  • チームに変化を引き起こす方法の一つに、安心感を与えてリスクをとれるようにする方法がある。賢く失敗するためにも、失敗しても良いことをチームに知らせれば良い。断じて、みんなの前で個人を批判してはならない。
  • リーダーにとって難しい状況は、自分ならすぐ解決できる問題に若手が時間をかけている状況。自力で学ばせることが重要という前提の上で最も大切なことは、新人がどれだけの支援を必要としているかを適切に読み取る能力。
  • リーダーにとってチームの目標を明示することは大事だけども実践されていないテクニックの一つ。同じ方向にトラックを引っ張っているか?
  • 褒めのサンドイッチでは、本当に伝えるべきフィードバックが伝わらない可能性がある。メッセージが正しく伝わっているか、相手を防御的にする伝え方をしていないか。オブラートに包まず、それでいて失礼のないように。
  • チームを長期的にわたって生産的な状態に保つには、チームの幸福を測る。1on1 の後に「何か必要なものはあるか?」と質問するのが良い。
  • オフィスの外にあるチームの幸せにも目を向ける。プライバシーの詮索ではなく、プライベートの状況も勘案する。誰もが考えている長期的な目標を明確化すること。
  • 委譲せよ、ただし手は汚せ。たとえ自分がやった方が早くてもチームメンバーに仕事を任せることが、リーダーが正気を保つ唯一の方法。あとは、誰もやらないような仕事を引き受けること。
  • 新しいことに挑戦したがるメンバーがいるとした時、やり直しができることなら OK を出してしまう。優秀なリーダーは、取り返しがつくかどうかの判断に優れている。