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積極的後進

後ろ向きに全力ダッシュ

海外に行ってきた

国際学会参加のために,生まれて初めて海外に行った. 初めてづくしだったので何もかもが不安だったけれども,色々と収穫があったのでよかった.

せっかくなので色々と所感を書き留めておこうと思う.

事前準備

海外ニュービーなので,事前準備として何が必要なのかを調べるところから始まった. パスポートと航空券が最低限必要ということはなんとなくわかっていたけれど,具体的に何をどういう感じで進めていけば良いのかわからなくて手探り感満載だった. 特にパスポート申請のときに,名前表記で窓口のおばちゃんに散々脅されたことは忘れられない.

ネットで調べたりボスが声をかけたりもしてくれたけど,詳しそうな人間に聞いてみるのが一番手っ取り早かったような気がする.

旅券の手配

旅行会社を通して準備を進めたので,航空券は会社経由で入手した. 今回の行き先は韓国のチェジュ島で,少し前までは関空からの直行便が出ていたけれど,最近になって無くなってしまったらしい. そこで,釜山経由で行くことになったけれど,その場合の手続きがどういう塩梅なのかというのもよくわからなかったし,多少高くついてもその辺を代行してもらえるのはありがたかった.

ホテルの予約

国際会議の会場がホテルだったので,そのホテルを利用することにした. 事前に予約の内容や利用するクレジットカードの情報などをFAXとかいうナウい手段で送りつけるのは中々にファンキーだった. 予約のために,事前に頭金を支払う必要があるというのは覚えておいて良いことだと思う.日本では経験したことのないルールだ.

その他の準備

曲りなりにもエンジニアなので,電源と回線が無いと生きていけない. というわけで,他の準備としては,wifiの手配をしておくと捗ると思う. simフリー端末を持ちあわせているなら,現地でsimを調達しても良い. その他,旅行保険や現地通貨の準備も必要なので適当に.

また,旅行保険は通常手続きに結構時間がかかるらしいけど,今回はネットで申し込めるタイプの保険を使用したので出発前夜に申し込んでも問題なかった.必要ないという話も聞いたけれど,念の為に仕込んでおいて良いだろう.

現地通貨は現地の空港で両替すると良いという話を聞いていたけれど,時間があったので関空で両替しておいた.こっちの方が日本語でやり取りできるから楽かもしれない. 現地通貨をどれくらい用意するかという観点からも,現地の物価情報を調べておくことは最低限やっておいてよかったと思う.

あと,だいたいの国において電源の規格が違うので変換プラグを,数種類用意しておくと良い. 今回,2種類のプラグを持って行っていなければ電源難民になるところだった(規格はあっているが,壁の穴の形状的にプラグがきちんと刺さらないというトラブルに見舞われた).

移動

飛行機

僕は飛行機に乗るときに毎回身体検査にひっかかる(今回も引っかかった)ので心配だったけど,それよりも入国審査の方が心配だった. 入国審査では,目的が観光ならあまり突っ込まれることはないけど,目的が会議だと逆にかなり突っ込んだところまで聞かれると小耳に挟んでいたからだ. ただでさえ不慣れな英語でその辺をうまく伝えられるかどうか非常に心配だった. 実際は,審査の係員と一言も交わすことなく終わった(顔写真と指紋は取られた).

また,今回はエコノミークラスを利用したけれど,長時間の搭乗の場合はかなり疲れる.正直に言って,乗り心地の良いものじゃなかった. 飛行機から降りる段階でボロボロになっていても仕方がないから,お金はかかるけど少し良いランクの座席を購入したほうが良いと思う.

大韓航空を利用したけど,機内でナッツが出てくるかどうかと思ったのは内緒だ.出てこなかった.

現地

基本的に移動はタクシーを使った. チェジュ島においては,タクシーの料金は安くて1500ウォン前後,高くても5000ウォンしないくらいだった.日本円にして150~500円なので,距離次第ということを考えても破格の安さだ.

空港からホテルまではバスを使った.1時間ほどの乗車だったけれど,日本円にして500円ほどだった.やはり安い.

滞在

目的が国際会議ということと,周辺に驚くほど何もなかったので特にホテルから出歩かずにいた.海外にきてそれはどうなのという気もしなくはない. その中で,いくつか思うことがあるので書いておく.

ホテル

今回は会場になってるホテルを利用したと上にも書いたけれど,カンファレンス会場としても使われるだけあって一泊の値段は少し高かった. 金欠学生なので,行く前こそ値段の高さに不満を覚えたものだが,実際に行くと考えが変わった. つまり,ある程度値が張るホテルを利用すると,サービスの質も高くて大変捗るということだ. ここでのサービスとは,部屋や食事などの諸々だけでなく,スタッフの質も含む.例えば,フロントにいるボーイをつかまえて「近くでオススメの観光地は?」「外で食事したいんだけど美味しい店知ってる?」なんていう質問をしても丁寧に,かつ親身になって応えてくれる. これは僕のような海外旅行ニュービーや初めてその土地を訪れる人間にとっては非常にありがたくて,滞在中はずいぶんとお世話になった. 額面だけで見れば確かに値段は高いけれども,投資と思えば十分なリターンがあったと思う. 高い金額を払うメリットを改めて感じた.

あいさつ

現地の言葉で簡単な挨拶は出来たほうがよかったと思う. 「こんにちは」と「ありがとう」を最低限言えるとほんの少しだけやりとりがスムーズになる気がする. 今回の訪問先は多くの場所で英語や日本語が通じるので問題なかったが,現地の言葉で挨拶するのは一つのマナーかもしれない.

まとめ

今回の一件で強く感じたのは「英語くらい使えて当たり前」であるということだ. 数カ国語を当たり前のように操る人たちがゴロゴロいて,あっちこっちでいろんな言葉が飛び交っている. そんな環境においては,せめて英語くらい使えなければ一切何も出来ないということを痛感した. 日本国内にいればそんなことはあまり感じないし,頭では理解できていることではあったけれども,実際に肌で感じるとインパクトが大きい. 母国語以外の言語でなければコミュニケーションが一切取れないという状況に陥ることは日本にいればまずないが,それ故に決定的な能力不足を思い知ったし,今後どのようにトレーニングをしていくのかが悩みどころだ. 学会での質疑応答にどうにかついていくのが精一杯の英語力では,まだまだ通用しないらしい.

また,海外旅行の準備などの知見が全く無かったのでその辺を得ることができたことも大きい. 旅行保険と電源の準備はうっかり忘れてしまうところだったし,次回からはこのエントリを読んで思い出せるようにしておきたい. あとは,免税で酒と煙草を買い忘れないようにすること. 国外の免税で買った煙草はやっぱり味が違う.

本場のUKロックとスコッチを楽しむという野望に一歩近づいた.