積極的後進

後ろ向きに全力ダッシュ

師弟登壇・新米サムライの集い 2013 におじゃましてきた

2013年10月12日,僕が尊敬してやまない@june29さんのお誘いを受けて, 師弟登壇・新米サムライの集い 2013 – ペパボ技術基盤チーム | Doorkeeper というイベントに参加してきた!

卒業研究の中間発表が迫り切羽詰まる中,初めて新幹線を使って東京まで出てみた.やっぱ快適ですね.



  • イベント内容

イベント内容としては,Webを舞台に活躍する企業の「採用」「新人研修」にフォーカスを絞った発表を行う場で,「採用・研修担当者側」と「被採用・研修受講者側」という師弟の立場からそれぞれお話を聞けるという大きな特徴を持ったイベントだった.僕はまだ参加したことがないが,企業説明会に近いイメージのイベントなのだと思う.もっとも.一般的なそれよりは遥かにフランクかつ突っ込んだお話を聞くことができるイベントだと思われるが.


  • 所感

僕は残念ながら六本木というシャレオツスポットに行ったことがなかったため東京メトロ乗り換えで迷子って遅刻量を引き受けてしまい最初を少し聞き逃してしまったが,先述の通りのお話を各社さん毎に聞けるイベントで聞きはじめの段階から引きこまれていた.

このイベントの魅力はなんといっても師弟という立場からお話を聞けるという点であるが,言い換えれば「就活(面接)〜採用〜入社〜新人研修」という僕のようなWeb業界を目指す学生にとっては最も気になるタイミングの話を,全く違う2つのアングルから覗き見ることができるということである.これだけだと通常の企業説明会と変わらない気がしなくもないが,もっとディープな話を聞くことができたのではないだろうか.会場には(おそらく)同業な方々の,研修担当と思しき方々もたくさんみえてらしたようなので,そこらの企業説明会に行くよりは遥かに現場サイドの,ナマの声を聞くことができたのだと思う.

僕が特に印象に残っているのは研修内容である.各社さん毎に新人の採用基準が違うので当然研修内容も異なってきており,会社に合わせた研修内容となっていた.とはいえ,どの会社さんも共通してめちゃくちゃ手厚い研修内容となっていて,そういう意味合いでは今回発表のあったどの会社さんでも安心なのかもしれない.ただ,それぞれに求められるものが違うために,今後の勉強という面で自分自身に大きな課題を感じもした.それはともかく.

研修担当さん側のお話を聞くと「部下」や「新人」という意味で「教育を施す」というよりは,今後を共にする「仲間」として「最初のステップをお世話する」というニュアンスでお話されていたように思った.新人さんはそれぞれで能力が違ってくるので,その新人さんに合わせて徹底的に面倒をみているという感じ.各社さんごとにその度合や方法は違ってきているものの,ほぼ全ての会社さんがそのスタイルというのは僕にとっては非常に驚きだった.

逆に新人さん側のお話を聞くと,各自スタートラインが違うものの先輩方に必死についていっているという印象を持った.どんな会社に入社しようとそれは変わらないと思うが,先輩方に対して信頼を持つことができているので安心して取り組めているという点はどこの企業でもあるというものではないように思う.特に新人さん側のお話は研修から今現在まで最初の半年間のお話を聞けるので,非常に濃いお話が聞けた.研修の内容やそれに伴う苦労,感想など様々なお話が聞けるという点は学生にとって今後を考えるに対し大きな判断材料となるだろう.僕自身,考えさせられる部分が多いように思う.



  • まとめ

結論から言うと,支払ったコスト以上の,有り余るほどの収穫があったイベントだった.学生として今後の勉強や就活の指標として大いに役立つことは間違いないだろう.次回が開催されるなら是非とも参加をさせていただきたいところであるが,その際は「志望にあたってどのようなアプローチを試みれば良いか」「インターンシップなどの機会はあるか」などの学生向けのアプローチや,イベント会場レベルでの何かをいただくことができれば他の学生も参加しやすくなるのではないかと思う.また,実際に登壇された方々とお話する時間などもイベントとして設けてもらえると良いのかもしれない.その辺は個人の努力なのかもしれないが.

ともあれ,今回参加できたことは非常にラッキーで,今後に向けての大きな励みとなった.



運営の皆様,発表者の皆様,参加者の皆様,そして何よりお誘いいただいた@june29さん,ありがとうございました!